イイダ傘店 日傘展 神戸会場 トリトンカフェ
2013/4/13(土)
神戸・トリトンカフェにて日傘展を開催しています。
本日大きな地震がありましたが、トリトンカフェ、イイダ傘店展示会ともにオープンしております。
傘を楽しみにされていた方とお会いできますことを楽しみに、心よりお待ちしております。
ご来場を予定されている方はどうかお気をつけてお越しください。
1週間晴れ予報の神戸、16日(火)までです。
イイダ傘店
神戸・トリトンカフェにて日傘展を開催しています。
本日大きな地震がありましたが、トリトンカフェ、イイダ傘店展示会ともにオープンしております。
傘を楽しみにされていた方とお会いできますことを楽しみに、心よりお待ちしております。
ご来場を予定されている方はどうかお気をつけてお越しください。
1週間晴れ予報の神戸、16日(火)までです。
イイダ傘店
東京展・京都展
平成二十五年・日傘展の東京会場と京都会場が終了しました。
どちらの会場も天候に恵まれ、足を運んでくださった皆様には、春を感じながらのお散歩の記憶となっている方も多いのではないでしょうか。
例年より少し早いため、少し寒い季節からの開催となりましたが、あまり影響なくたくさんの方が来てくれました。
東京の方は比較的忙しい方が多いのか、天候関係なくお休みの日に予定を組んで来てくれました。そのためやはり土日が賑わいました。
京都の方は比較的自由な方が多いのか、天候に左右され、曜日よりは気温に比例して来て下さいました。自転車の街ならではともいえます。
これからは後半、福岡、神戸と続きます。
最後にホームページ会場を準備しておりますので、どの会場にも足を運べなさそうな方は、写真だけになりますが、是非お楽しみにお待ちください。
(なお、今回の動物手元は、作家さんに依頼しているため、オーダーの数に限りが出てくるかもしれません。締め切りとなることないように十分に準備はしておりますが、場合によってはホームページ会場について数量制限が入る可能性があります。)
---------------------------
「マッシュ」 菊池亜希子ムックvol.3に傘が載りました。
食べ物シリーズのページに、のりが刺繍されたのり弁日傘が登場しています。
どちらの会場も天候に恵まれ、足を運んでくださった皆様には、春を感じながらのお散歩の記憶となっている方も多いのではないでしょうか。
例年より少し早いため、少し寒い季節からの開催となりましたが、あまり影響なくたくさんの方が来てくれました。
東京の方は比較的忙しい方が多いのか、天候関係なくお休みの日に予定を組んで来てくれました。そのためやはり土日が賑わいました。
京都の方は比較的自由な方が多いのか、天候に左右され、曜日よりは気温に比例して来て下さいました。自転車の街ならではともいえます。
これからは後半、福岡、神戸と続きます。
最後にホームページ会場を準備しておりますので、どの会場にも足を運べなさそうな方は、写真だけになりますが、是非お楽しみにお待ちください。
(なお、今回の動物手元は、作家さんに依頼しているため、オーダーの数に限りが出てくるかもしれません。締め切りとなることないように十分に準備はしておりますが、場合によってはホームページ会場について数量制限が入る可能性があります。)
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「マッシュ」 菊池亜希子ムックvol.3に傘が載りました。
食べ物シリーズのページに、のりが刺繍されたのり弁日傘が登場しています。
見本の1本
あなたがこの文章を読んでいると信じている。
2/24(日)の日傘展の夕方、見本の日傘1本がなくなった。
夕方に気づいていたが、閉店後どこを探しても見つからない。
何かの間違いか、誰かが持っていったのだと思う。
この傘は商品ではなく見本だ。
春の展示会にどうにか間に合うように、昨年の10月頃から準備を進めてきた。
布作りというのは様々な人が関わり時間がかかる。
結局この傘の布が出来てきたのは、2月の21日。
翌日22日は朝から搬入のため、21日の昼間からすぐに取りかかり、見本の傘が仕立てあがったのは22日の朝7時頃だ。
まだ傘作りにおいて未熟な僕は、何度も試し張りをしては分解し、アイロンをかけて型紙を修正しまた張るという作業を繰り返し、傘の形を出していく。
ギリギリのスケジュールで工場が用意してくれた布は限られた量で、見本の1本を作るので精一杯だ。
それは何度も縫い直し、言葉は悪いけれど一部は強引に調整し、僕の感覚からすると実用としては売ることが出来ない、あくまで見本の日傘で、持ち手も試行錯誤を繰り返した1匹目がついている。
それは高い安いではなく、大切なものだ。
そうして出来上がった傘はどうにか初日の会場に並び、楽しみに足を運んでくださったお客様が手にとることができる。
会場に来たことがある人は知っていると思うが、それぞれ1本しか並ばない見本傘はみんなのもので、会場ではお客様同士で傘を譲り合うのも普通の光景になった。
そんな大切な1本がなくなった。
あなたが持っていったのは3万円の日傘1本という商品ではなく、僕達関わってきた人達の時間と仕事、これから会場に訪れる人達の楽しみである。
これを読んでもし何か思うなら、名乗り出てとは言わない、ただ、返してほしい。
あそこから持ち出す勇気と行動力があるなら、返す術はいくらでもある。
今まで懸念はしてきたが、うちのお客さんを信じて警戒をしてこなかったこちらにも非はある。
早い遅いは気にしない。返してくれたら、僕は許すだろう。
そして次に来場してくれたなら平等に出迎える。
2/24(日)の日傘展の夕方、見本の日傘1本がなくなった。
夕方に気づいていたが、閉店後どこを探しても見つからない。
何かの間違いか、誰かが持っていったのだと思う。
この傘は商品ではなく見本だ。
春の展示会にどうにか間に合うように、昨年の10月頃から準備を進めてきた。
布作りというのは様々な人が関わり時間がかかる。
結局この傘の布が出来てきたのは、2月の21日。
翌日22日は朝から搬入のため、21日の昼間からすぐに取りかかり、見本の傘が仕立てあがったのは22日の朝7時頃だ。
まだ傘作りにおいて未熟な僕は、何度も試し張りをしては分解し、アイロンをかけて型紙を修正しまた張るという作業を繰り返し、傘の形を出していく。
ギリギリのスケジュールで工場が用意してくれた布は限られた量で、見本の1本を作るので精一杯だ。
それは何度も縫い直し、言葉は悪いけれど一部は強引に調整し、僕の感覚からすると実用としては売ることが出来ない、あくまで見本の日傘で、持ち手も試行錯誤を繰り返した1匹目がついている。
それは高い安いではなく、大切なものだ。
そうして出来上がった傘はどうにか初日の会場に並び、楽しみに足を運んでくださったお客様が手にとることができる。
会場に来たことがある人は知っていると思うが、それぞれ1本しか並ばない見本傘はみんなのもので、会場ではお客様同士で傘を譲り合うのも普通の光景になった。
そんな大切な1本がなくなった。
あなたが持っていったのは3万円の日傘1本という商品ではなく、僕達関わってきた人達の時間と仕事、これから会場に訪れる人達の楽しみである。
これを読んでもし何か思うなら、名乗り出てとは言わない、ただ、返してほしい。
あそこから持ち出す勇気と行動力があるなら、返す術はいくらでもある。
今まで懸念はしてきたが、うちのお客さんを信じて警戒をしてこなかったこちらにも非はある。
早い遅いは気にしない。返してくれたら、僕は許すだろう。
そして次に来場してくれたなら平等に出迎える。
春の日傘展 準備の日々
日傘展、今週末土曜から始まります。
2/23(土)-3/3(日) 11:00-18:00
※月曜休
雨々寒い々々の数日を過ごし、週末はお天気模様。
セッセと
バタバタと
ニヤニヤと
楽しく準備しています。
2/23(土)-3/3(日) 11:00-18:00
※月曜休
雨々寒い々々の数日を過ごし、週末はお天気模様。
セッセと
バタバタと
ニヤニヤと
楽しく準備しています。
春の日傘展 案内状と会場
先週末案内状を発送した。
地域によって差があると思うが、今週、続々とポストに入っていくと思うと、届いたかな?と毎日そわそわしてしまう。
手紙じゃないので返事はないのだけど。
案内状を送るための作業、今回は手折りをした。別に手で折りたいわけじゃないが、折り方と時間の問題で自分達でやるしかなかったのだ。印刷屋から時間指定で届いてすぐに折りはじめ、全員+aで三日かかった。本題の新作傘を差し置いて週の半分を費やす案内状、一仕事であった。
終わってみてもう折る必要がないと思うと、なんだか手が寂しい。
案内状にはもちろん、ホームページも更新しているが、今回の東京展は学芸大学のバーデンバーデンで開催できることになった。年末にお店は閉店したが、建物の建て替えまでまだ少し日にちがあったのだ。
有効活用したいというお店側と、場所が無いという傘店のタイミングが合い、平成十九年以来のバーデンでの傘展が実現することになった。
もしバーデンバーデンに最後に行きそびれた、という方はそのあたりも楽しみに足を運んでもらえたら嬉しい。お店ではなく傘店一色になるが、建物や空気感が好きだった方は多いと思う。柳の木ももちろん健在だ。
展示会まで残りはあと二週間、見渡してみれば本題以外の仕事ばかり。
新作傘とその他色々&元バーデンバーデンをお楽しみに。
LEE「菊池亜希子の仕事場探訪」に載りました。(現在発売中)
モデルの菊池亜希子さん自ら取材と文章、イラストも手掛けるページで、アトリエ内を愉快な間取り図で描いてもらいました。
地域によって差があると思うが、今週、続々とポストに入っていくと思うと、届いたかな?と毎日そわそわしてしまう。
手紙じゃないので返事はないのだけど。
案内状を送るための作業、今回は手折りをした。別に手で折りたいわけじゃないが、折り方と時間の問題で自分達でやるしかなかったのだ。印刷屋から時間指定で届いてすぐに折りはじめ、全員+aで三日かかった。本題の新作傘を差し置いて週の半分を費やす案内状、一仕事であった。
終わってみてもう折る必要がないと思うと、なんだか手が寂しい。
案内状にはもちろん、ホームページも更新しているが、今回の東京展は学芸大学のバーデンバーデンで開催できることになった。年末にお店は閉店したが、建物の建て替えまでまだ少し日にちがあったのだ。
有効活用したいというお店側と、場所が無いという傘店のタイミングが合い、平成十九年以来のバーデンでの傘展が実現することになった。
もしバーデンバーデンに最後に行きそびれた、という方はそのあたりも楽しみに足を運んでもらえたら嬉しい。お店ではなく傘店一色になるが、建物や空気感が好きだった方は多いと思う。柳の木ももちろん健在だ。
展示会まで残りはあと二週間、見渡してみれば本題以外の仕事ばかり。
新作傘とその他色々&元バーデンバーデンをお楽しみに。
LEE「菊池亜希子の仕事場探訪」に載りました。(現在発売中)
モデルの菊池亜希子さん自ら取材と文章、イラストも手掛けるページで、アトリエ内を愉快な間取り図で描いてもらいました。
動物手元の日傘展
平成二十五年、まだ慣れないですね。
日傘展、今年ももうすぐです。
「平成二十五年春 イイダ傘店 日傘展」
今回は 動物手元 が登場します。
詳細はホームページに出ていますが、今回は少し開催時期を早め2月に行います。
季節物の日傘ゆえ、毎年制作時間が足りないためです。
東京会場:2/23(土)~3/3(日) ※2/25(月)休
このblogでも何度か他人事のように書いていたニッパチ(二月八月は客足が遠のく)の当事者になってしまいました。寒さに負けない作品を作る所存です。
小冬日和で皆様にはすみませんが、日によっては暖かくなる三寒四温を肌で感じつつ、お散歩がてらお出かけください。
DM制作中
---
ピエブックスより発売中の「かわいい紙もの手帖」に傘店の印刷物がいくつか載りました。
是非ご覧ください。
日傘展、今年ももうすぐです。
「平成二十五年春 イイダ傘店 日傘展」
今回は 動物手元 が登場します。
詳細はホームページに出ていますが、今回は少し開催時期を早め2月に行います。
季節物の日傘ゆえ、毎年制作時間が足りないためです。
東京会場:2/23(土)~3/3(日) ※2/25(月)休
このblogでも何度か他人事のように書いていたニッパチ(二月八月は客足が遠のく)の当事者になってしまいました。寒さに負けない作品を作る所存です。
小冬日和で皆様にはすみませんが、日によっては暖かくなる三寒四温を肌で感じつつ、お散歩がてらお出かけください。
DM制作中
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ピエブックスより発売中の「かわいい紙もの手帖」に傘店の印刷物がいくつか載りました。
是非ご覧ください。
BADEN BADEN
去る2012年12月25日、学芸大学にあるお店「バーデンバーデン」が閉店した。
名実ともに無いイイダ傘店を初めて認めてくれて、初めて展示会を企画してくれたのがここだ。
イイダ傘店の最初というと、研究のごとく傘を勉強し、趣味のごとく傘を作っていた。
はじめはたくさん布を作ることが出来ないので、2種類のオリジナルの生地の他は、手刺繍をしたり、ツギハギしたような一品物に近い傘も作っていた。
まだ「イイダ傘店」という名前も無い頃だ。
オーダーを受けていたのは、親、友人、そしてその友人や親だった。
そうしてある時、バーデンバーデンに作品を見てもらいたく手紙と写真を送った。
荷物が届いてすぐに連絡が来た。僕はすぐに実物を持ってお店に出向いた。初めての社会経験である。
閉店後のお店に行き待機していると、店長の森さんが別件のDMの打ち合わせを終えて戻ってきた。
どうやらとある手捺染で洋服を作っているブランドと意見が食い違い、一波乱あったようだ。
部屋に入るやいなや、僕に色々意見を求めてきた、いや、意見をぶつけてきた。
僕が知らない先方の意見を尊びながらも罵倒し、初対面の店長の正しい意見を聞いた。
30分程度だろうか、僕は日傘を横に、詳しく知らない別件のDMについて色々話をした。
仕事っぽくない、堅くない、何がいいかということを一番大切に扱う姿がそこにはあった。
社会とはもう少し社会性があると思っていた僕に、これがこの世界の社会だよ、といい意味で教えてくれた。
その後日傘を気に入ってくれたが、「夏にやっちゃえばできなくはないけどしっかり準備して来年にしましょう」と言ってくれたのも、社会は忙しくスピード勝負、と思っていた僕の不安を取り去ってくれた。
六月頃だったと記憶している。
その後も研究と趣味を続け、決めた通り一年後に展示会を開いた。
イイダ傘店の始まりはハッキリしてないが、バーデンの森さんに「展示会を企画しましょう。」と言ってもらったのが、「はじまった」と実感した最初の感覚なのは今も覚えている。
閉店の理由はお店の場所が東京都の都市計画の敷地内にあたり、一部が幹線道路になるからで、後ろ向きな閉店ではなく関係者からも今後の展開が期待されている前向きな閉店である。
作家ブーム、雑貨ブームを作り出したといっても過言ではない頃から十五年、あの隠れ家のようなお店に行けなくなるのは淋しいけれど、これからの楽しみが増えると思って、ゆっくり待ちたい。
名実ともに無いイイダ傘店を初めて認めてくれて、初めて展示会を企画してくれたのがここだ。
イイダ傘店の最初というと、研究のごとく傘を勉強し、趣味のごとく傘を作っていた。
はじめはたくさん布を作ることが出来ないので、2種類のオリジナルの生地の他は、手刺繍をしたり、ツギハギしたような一品物に近い傘も作っていた。
まだ「イイダ傘店」という名前も無い頃だ。
オーダーを受けていたのは、親、友人、そしてその友人や親だった。
そうしてある時、バーデンバーデンに作品を見てもらいたく手紙と写真を送った。
荷物が届いてすぐに連絡が来た。僕はすぐに実物を持ってお店に出向いた。初めての社会経験である。
閉店後のお店に行き待機していると、店長の森さんが別件のDMの打ち合わせを終えて戻ってきた。
どうやらとある手捺染で洋服を作っているブランドと意見が食い違い、一波乱あったようだ。
部屋に入るやいなや、僕に色々意見を求めてきた、いや、意見をぶつけてきた。
僕が知らない先方の意見を尊びながらも罵倒し、初対面の店長の正しい意見を聞いた。
30分程度だろうか、僕は日傘を横に、詳しく知らない別件のDMについて色々話をした。
仕事っぽくない、堅くない、何がいいかということを一番大切に扱う姿がそこにはあった。
社会とはもう少し社会性があると思っていた僕に、これがこの世界の社会だよ、といい意味で教えてくれた。
その後日傘を気に入ってくれたが、「夏にやっちゃえばできなくはないけどしっかり準備して来年にしましょう」と言ってくれたのも、社会は忙しくスピード勝負、と思っていた僕の不安を取り去ってくれた。
六月頃だったと記憶している。
その後も研究と趣味を続け、決めた通り一年後に展示会を開いた。
イイダ傘店の始まりはハッキリしてないが、バーデンの森さんに「展示会を企画しましょう。」と言ってもらったのが、「はじまった」と実感した最初の感覚なのは今も覚えている。
閉店の理由はお店の場所が東京都の都市計画の敷地内にあたり、一部が幹線道路になるからで、後ろ向きな閉店ではなく関係者からも今後の展開が期待されている前向きな閉店である。
作家ブーム、雑貨ブームを作り出したといっても過言ではない頃から十五年、あの隠れ家のようなお店に行けなくなるのは淋しいけれど、これからの楽しみが増えると思って、ゆっくり待ちたい。
平成二十四年秋 完
例年より少し早く、秋の雨傘展が終わった。
東京、京都、神戸、福岡と周り、最後のホームページ会場が昨日最終日だった。
各会場に足を運んでくださった皆様、ホームページ会場を訪れてくださった皆様、ありがとうございました。
ホームページ会場というのは写真とメールでの展示・受注会になり、なんとも現代的といえる。
少し前まではそんな受注会の形なんて想像も出来なかったはず。
しかし、うちのホームページ受注会は、よく読んでメールを送らないといけない。カートもないしカードも使わない。
今、の感覚からいうと、なんとも古典的といえる。
そんな面倒な手順を踏んで、今年も何人もの方からオーダーをいただいた。
ありがたいことである。嬉しいことである。
そんな面倒な手順に、今年も何人もの方が途中で挫折した。(ことでしょう)
申し訳ない気持ちである。
ホームページ会場と実会場の違いは、やはり空間がないこと、空気感だろう。
触ったり話したりは出来ず、写真と文章で想像する。
そう書くと味気ない気もするが、オーダーまで生活の中でゆっくり考えて過ごす数日間、、勝手な想像だが、実会場とは違うそんな楽しみ方をされている方も多いかもしれない。
そんな身勝手な思考で、この現代においてのアナログ会場を今後も続けていこうと思う。
東京、京都、神戸、福岡と周り、最後のホームページ会場が昨日最終日だった。
各会場に足を運んでくださった皆様、ホームページ会場を訪れてくださった皆様、ありがとうございました。
ホームページ会場というのは写真とメールでの展示・受注会になり、なんとも現代的といえる。
少し前まではそんな受注会の形なんて想像も出来なかったはず。
しかし、うちのホームページ受注会は、よく読んでメールを送らないといけない。カートもないしカードも使わない。
今、の感覚からいうと、なんとも古典的といえる。
そんな面倒な手順を踏んで、今年も何人もの方からオーダーをいただいた。
ありがたいことである。嬉しいことである。
そんな面倒な手順に、今年も何人もの方が途中で挫折した。(ことでしょう)
申し訳ない気持ちである。
ホームページ会場と実会場の違いは、やはり空間がないこと、空気感だろう。
触ったり話したりは出来ず、写真と文章で想像する。
そう書くと味気ない気もするが、オーダーまで生活の中でゆっくり考えて過ごす数日間、、勝手な想像だが、実会場とは違うそんな楽しみ方をされている方も多いかもしれない。
そんな身勝手な思考で、この現代においてのアナログ会場を今後も続けていこうと思う。
もうすぐ秋
今年の暦は8月31日が金曜日で9月1日が土曜日。
うちの展示会は9月の第1土曜日からスタートすることにしているので、今季はシンプルに1日(いっぴ)スタート。
これはどういうことかと申しますと、9/1の展示会を無事に開くために、8/31までに準備を終わらせないといけないのである。
そう、、これは誰もが体で覚えている懐かしいあの感覚、、、夏休みの宿題のデジャブ。
数ヶ月前までは気持ちよくていいじゃないか!と思っていたけど、これはなかなか大変な運命だったと最近気づきはじめている。
色々間に合わせようと尽力している今日この頃、今一番心配なのは、、、
あと1週間という先週末の時点で、先染めの糸を染めている現実。
しかし、僕も職人も意地で頑張っているので、きっと間に合わせます。提出します。
もし小学校というのが土日がお休みなら、きっと小学生らの宿題の納期は9/3(月)であろう。その2日間がうらやましい。
しかし、年上ならまだしも、小学生に情けを乞うても仕方がないので、ここは大人の手本として君達よりきっちり2日早く仕上げてみせようではないか。
さあ、まだ8時、今日は新作の傘のツユサキをつけよう。
-おしらせ-
ヌーコンフィー「nuComfie vol.16」(女性ファッション誌・現在発売中)に記事が載りました。
六月の倉敷でのイベントを、搬入から展示まで5ページに渡り紹介してもらいました。
うちの展示会は9月の第1土曜日からスタートすることにしているので、今季はシンプルに1日(いっぴ)スタート。
これはどういうことかと申しますと、9/1の展示会を無事に開くために、8/31までに準備を終わらせないといけないのである。
そう、、これは誰もが体で覚えている懐かしいあの感覚、、、夏休みの宿題のデジャブ。
数ヶ月前までは気持ちよくていいじゃないか!と思っていたけど、これはなかなか大変な運命だったと最近気づきはじめている。
色々間に合わせようと尽力している今日この頃、今一番心配なのは、、、
あと1週間という先週末の時点で、先染めの糸を染めている現実。
しかし、僕も職人も意地で頑張っているので、きっと間に合わせます。提出します。
もし小学校というのが土日がお休みなら、きっと小学生らの宿題の納期は9/3(月)であろう。その2日間がうらやましい。
しかし、年上ならまだしも、小学生に情けを乞うても仕方がないので、ここは大人の手本として君達よりきっちり2日早く仕上げてみせようではないか。
さあ、まだ8時、今日は新作の傘のツユサキをつけよう。
-おしらせ-
ヌーコンフィー「nuComfie vol.16」(女性ファッション誌・現在発売中)に記事が載りました。
六月の倉敷でのイベントを、搬入から展示まで5ページに渡り紹介してもらいました。
倉敷美観地区 アチブランチにて
倉敷意匠アチブランチにて、「イイダ傘店・初夏の傘展」を6/24(日)までやっています。
倉敷意匠さん、元々はカタログ本が有名です。色々なシリーズがあるので手に取ったことがある方も多いと思います。
傘店を始めて間もない頃、どこで目をつけたか、しかもなんと関西からお声をかけていただいたのが倉敷意匠さんです。そして取材をしてもらい「職人手仕事の日本」に載せてもらいました。
http://www.classiky.co.jp/catalogue/catalogue_bunshitsu2.html
その後、恵文社を紹介してらったのもこちらの田邉さんです。
そうしてお世話になりつつ、最近あまりお会いできていないな、と思ってたころに久しぶりの電話がきたのが今回のイベントの話でした。
いままでカタログ本がメインだったのが、倉敷美観地区にひょんなことからお店をやることになったと。
昨年岡山にいったついでに立ち寄ると、ひょんにしてはなかなか大々的な工事をしていて立派な広さだったのです。
林源十郎商店という昔からある薬屋の建物を改装しての開店とのこと、想像以上の開店準備にこちらもすっかり楽しみになり、コツコツ半年間準備をしてきました。
イベントには傘はもちろん、観光地ということで見て楽しめる内容にしようと、商品以外にもいろいろ持ってきています。テキスタイルを染める段階の色作り見本や、傘部品のイラストや部品実物、今までのテキスタイルのアーカイブなどなど、、。
傘展がやっているのはギャラリースペースですが、メインの店内も広く、今まではカタログでしか見られなかった小物達が勢揃いで、お店の方もかなり楽しい空間になっています。
とはいってもひょんと倉敷に行ける方もそう多くないと思いますので、何枚か写真を。
ひょんと行ける方は是非倉敷美観地区へ。
倉敷意匠さん、元々はカタログ本が有名です。色々なシリーズがあるので手に取ったことがある方も多いと思います。
傘店を始めて間もない頃、どこで目をつけたか、しかもなんと関西からお声をかけていただいたのが倉敷意匠さんです。そして取材をしてもらい「職人手仕事の日本」に載せてもらいました。
http://www.classiky.co.jp/catalogue/catalogue_bunshitsu2.html
その後、恵文社を紹介してらったのもこちらの田邉さんです。
そうしてお世話になりつつ、最近あまりお会いできていないな、と思ってたころに久しぶりの電話がきたのが今回のイベントの話でした。
いままでカタログ本がメインだったのが、倉敷美観地区にひょんなことからお店をやることになったと。
昨年岡山にいったついでに立ち寄ると、ひょんにしてはなかなか大々的な工事をしていて立派な広さだったのです。
林源十郎商店という昔からある薬屋の建物を改装しての開店とのこと、想像以上の開店準備にこちらもすっかり楽しみになり、コツコツ半年間準備をしてきました。
イベントには傘はもちろん、観光地ということで見て楽しめる内容にしようと、商品以外にもいろいろ持ってきています。テキスタイルを染める段階の色作り見本や、傘部品のイラストや部品実物、今までのテキスタイルのアーカイブなどなど、、。
傘展がやっているのはギャラリースペースですが、メインの店内も広く、今まではカタログでしか見られなかった小物達が勢揃いで、お店の方もかなり楽しい空間になっています。
とはいってもひょんと倉敷に行ける方もそう多くないと思いますので、何枚か写真を。
ひょんと行ける方は是非倉敷美観地区へ。